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骨粗しょう症Q&A
Q1 骨粗しょう症という名前自体は聞いたことがあるけどどんな病気?
骨の量が減り質が悪くなり、骨自体が弱くなってしまう病気です。
Q2 どんな人が検査したほうがいいのか?
日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
- 閉経後の女性、70歳以上の男性
- 背中が曲がった
- 身長が以前より2センチ以上低くなった
- 痩せ型
- 糖尿病などの生活習慣病のある方
- 肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患
- 慢性腎不全、高ホモシステイン血症
- 骨粗鬆症性骨折
- 脆弱性骨折の既往がある人で内服していない人
Q3 検査はどんな方法?痛みはあるの?時間は?
- 問診からFRAX(将来10年以内の骨折リスクを予測計算するツール)を算出します。数値が15以上の方はさらに積極的な治療をお勧めします。
- 診断はX線(レントゲン)検査でも可能です。
- 骨の量や成分(骨密度)を測定するためにはDXA(デキサ)法、超音波法、MD法、CT法といった詳しい検査がありますが当院ではDXA法を行います。(痛みは全くなし 3分程度)
- 血液検査(採血時の痛みのみ10秒~20秒)※結果が出るまで1週間かかります。
Q4 診断から治療開始まで何回通院しないといけないの?
当日と1週間後の2日間
診断はDXA検査の当日に可能です。その方にあった骨粗鬆症の薬を選ぶのに血液検査でその方の骨粗鬆症の特徴を精査します。結果が5日~7日かかるので、1週間後には薬が決まります。
Q5 なぜ、骨粗鬆症はよくないの?
骨粗しょう症は症状がなく、沈黙の疾患とも呼ばれます。気づきにくく、診断されても無症状のなのでお薬を途中で自己判断で辞めてしまう方も多くおられます。骨が折れやすくなると尻もちやかがんだ瞬間に背中の骨が折れてしまったり、転倒した時に股関節の付け根の骨や手関節の骨・肩の付け根の骨が折れてしまう確率が上がります。足や手の骨折は手術になる可能性が高く、背骨の骨折はその後に介護が必要になるケースが多く見られます。その結果健康寿命が下がってしまいます。
Q6 治療方法は?
薬物療法・食事療法・運動療法・日光浴などが進められています。
Q7 どれくらいのペースで通うの?
薬の副作用確認のため1~2週間後の来院をお願いしていますが、その後は1ヶ月ごとの薬の処方時に来院いただき、予防方法を自分で継続していただくという形です。
気になることがありましたら当院スタッフまで!!!!!